妙義山・中之嶽神社
Myogisan
Nakanotake-Shrine
こんにちは!群馬県在住の主婦、実生mioと申します。
こちらの記事では、妙義山中之嶽神社の魅力や見どころのご案内、そして御利益などを紹介いたします! 登山は無理でも十分に山の御神気を感じることができますよ(*^^*)
妙義山はゴツゴツと切り立った断崖絶壁の光景から、日本三大奇景の一つです。
魅力的な山の風貌は登山者の憧れであり初心者コースから上級者コースまで多岐に渡ります。(しかし、妙義山に魅せられて思わぬ事故もあります)
春にはさくらの里としても知られています。
妙義山中之嶽神社は、妙義神社から更に車で10分ほど上った所に鎮座しており、金色のだいこく様は、高さ二十メートル、重量八、五トンの日本一大きなだいこく様です。
右手に病・厄・悪性を祓う剣を、左には福が沢山入っていそうな袋をお持ちのようです。
出雲大社の大国主命と同一神なので、大国主様と同じ御神徳である「お祓い」はとてもお得意なのです。
中之嶽神社と大国神社、気力がUP!
妙義山は600年前に噴火し、雨風にさらされ風化した自然の産物で、群馬県には600~700年前に起きた噴火により奇岩と呼ばれる岩山が所々に存在し、お祀りされています。
パワースポットと呼ばれる強いエネルギーが出ている場所にはなぜか引き寄せられてしまいますね。
御由緒
中之嶽神社(819年創建)
山の主として波胡曽神(はこそかみ)をお祀りしていた頃、勅命により巡回に訪れた日本武命が妙義山に登嶽(とうはん)したと伝えられています。
大国神社(819年創建)
大納言藤原冬嗣公と空海(弘法大師)が登嶽(とうはん)し、大国主命を奉斎した際に、開運・厄除けの神と称されたと伝えられています。
基本情報・アクセス
所在地 | 〒370-2621 群馬県甘楽郡下仁田町大字小坂1248 |
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電話番号 | 0274-82-3752 |
公式サイト | https://www.nakanotake.com |
御祭神 | 日本武尊(やまとたけるのみこと) 甲子大国主命(きのえねおおくにぬしのみこと) |
御眷属・神使 | 狛犬・ねずみ |
御利益 | 開運・金運・良縁・厄除け・縁切 |
主な神事・祭事 | 甲子祭(きのえねさい)予約0274-82-5671 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
駐車場 | 無料駐車場あり バス20台・普通車500台 |
下仁田I・C~R354で約25分
妙義I・C~旧有料道路で約15分
中之嶽神社鳥居
妙義神社から車で更に山道を登ること5分、中之嶽神社の駐車場に到着しました。
(バス20台・普通車500台も停められる広い駐車場です。)
岩山中に目立つのは金色のだいこく様!
剣を持ってニコニコと笑っていらっしゃいます。
狛犬さんの歯も金色!
お札所や周りの建物と金色の大国様がしっくりこないのですが、これもまた良きとします。
紅葉と鳥居と金色のだいこく様を一緒に撮ろうとしたした結果、こうなりました(^^;)
無理矢理なアングル(;・∀・)
七福神の大黒様はヒンドゥー教の破壊神、シバ神の別名で、日本の大黒様は仏教に変換された大黒様が最澄によって中国から伝えたもの…
もう、どんどん変わってきます。
大国主命がだいこく様と同一神と言われている理由は、だいこく様と言う音韻と容姿だそうでが、日本で描かれている大国主様は、日本の国づくりに励んでいらした頃の背が高く筋肉質で、お若い面立ちなので七福神のだいこく様とは全く違うのです。
とはいえ、その後沢山の妻に沢山の子孫を残し、もうおじいちゃんですね、きっと。
コロナ禍で神社の手水舎には花が沢山入るようになりましたが、こちらの手水舎の見張り役の龍神様が、何とも言えない表情で薔薇を見つめています。
鼠(ネズミ)と子(ね)のはなし
古事記の中で大国主命はスサノオにいくつもの試練を課せられました。
その時、ピンチを救ってくれたのが鼠だったことから、大国主命のお使いは鼠だと言われています。
本気なら甲子祭(きのえねさい)へ
大黒天のお祭のことを甲子祭といいます。
甲子の日とは、十干・十二支の組み合わせで60日に一度巡り、最初の日を甲子と呼び縁起が良い日・始まりの日の意味があります。
甲子祭(運気上昇・金運上昇・気力充実)
約300年間行われてきた甲子祭とは子の日・子の刻参りのことで年に6回あります。
- 前日夜の部 甲子の前日23時~
- 当日昼の部 甲子の当日11時~
祈祷料1回3000円 6回12000円
中之嶽神社・大国神社社殿(前宮)
縁結び・縁切りは「願い玉」の中に願い事を書いた紙を入れて願掛けをします。
中之嶽神社参道石段
噂で聞いていた急な階段に挑戦する時が来ました。
体調が悪い方はご無理をなさらずに私の撮った写真をご覧下さい(*^^*)
中之嶽神社社殿
中之嶽神社の社殿は轟岩を御神体としているので、拝殿・幣殿のみで本殿を持たない様式となっているそうです。
榛名神社の社殿もこんな感じになっています。
岩山自体が神様なので祠や小石が積まれているところが沢山あります。
社殿の周りは登山口になっているようで、何人か降りて来られていました。
気力・体力のある方のみ許される道です。
急な階段なので休み休み登ります(;・∀・)
下りも手すりを持ちながらゆっくりと下ります。
結び
秋の御朱印、迫力ある書体ともみじの部分が綺麗ですね。
神社は年配者が多いですが、中之嶽神社は強さのイメージなので受験生やアスリートの方におすすめの神社です。
ご祈禱をされると絶対に勝つ気になると思いました。
甲子祭の昼の部なら怖くないのでお参り下さいませ。
妙義神社の近く、妙義ふれあいプラザ内・妙義温泉もみじの湯にて入浴と食事ができます。
私も、妙義山ともみじの紅葉を露天風呂で眺め、憩いのひと時を過ごしました。
湯上りのこんにゃくアイスも美味しかったですよ。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
あなたも是非、轟岩のパワーを頂きにいらして下さいね♡
実生mio