大沼に架かる美しい赤い橋、「啄木鳥橋(きつつきばし)」。 平成31年2月下旬から修繕工事のため通行止めとなっており、「完成はいつになるのだろう」と、訪れるたびに少しずつ進む工事をずっと楽しみに見守っていました。
この橋は、赤城神社が建立されている小さな出島「小鳥ヶ島」の先端へと続く、神秘的な赤い橋。赤城神社の中でも屈指の人気パワースポットです。 橋の中央に立つと、赤城山のダイナミックな雲と大沼を吹き抜ける風の一部になったような、すうっと心が澄んでいく感覚を味わえます。
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令和8年5月、待ち望んだ瞬間

「そろそろ赤城山も暖かくなった頃かな」と、数ヶ月ぶりに参拝へ向かった時のことです。 目に飛び込んできたのは、ついに完成を迎えた啄木鳥橋の姿でした。
ついに、この日を迎えられたんだ。
思わず胸が熱くなりました。
ただ、この日の赤城山はあいにくの大強風。 境内は容赦ない「赤城おろし」がガッツリと吹き荒れており、参拝を済ませた人たちは寒さに耐えかねて、足早に車へと戻っていきます。
そんな超強力な風の中、私はどうしても嬉しくて、しばらく橋の上にとどまってしまいました。長年待ち望んだ完成の感動を、全身で味わいたかったのです。
風が凪ぎ、新緑の季節へ

参拝のあとは、大沼の畔に車を停め、車窓からしばらく沼を眺めていました。
青く激しく波立つ大沼。 赤城山には、いま、やっと遅い春が訪れようとしています。
この激しい風が凪ぐ頃、新緑に包まれた美しい赤城山を散策する人たちで、この場所もきっと賑やかになるはず。新しく生まれ変わった啄木鳥橋を渡るたくさんの笑顔が、今からとても楽しみです。


